利用を始めたら
太陽光発電を設置し利用を始めたら、いくつか気をつけることがあります。

気をつけたい点
太陽光発電を設置し利用を始めたら、基本的に自動運転となり、日が当たると運転を開始し、日没とともに運転を停止するため、日常の操作は不要になります。また過剰な電力を売ったり、夜間に電力を買ったりも自動的に行ないますので、それらに気を配る必要もありません。しかし、いくつか気をつけることがあります。
まずは太陽光発電の「日中は自前で、夜間は他力で」という特徴を利用し、電気の契約内容を見直してみてはいかがでしょうか。通常、一般家庭での電気契約は、昼間も夜間も電力料金が同じの「従量電灯」になっています。これを、昼間は通常より割高、夜間は割安に設定されている「時間帯別電灯」に変更すると、電気代を節約できる場合があるからです。ただし昼間に自宅にいて電気をたくさん使う仕事などしている場合は、太陽光だけではまかないきれず、かえって電気代が高くなることもあるので注意が必要です。
また停電の場合、太陽光発電で得られる直流電力を、家庭用の交流電力に変換する機能を持ったパワーコンディショナーが自動的に止まってしまいます。そのため太陽光発電といえど、いつも通りに使えるわけではなく、非常用のコンセントが一箇所あり、ここだけ使うことができるようになります。まずはパワーコンディショナーの「連系運転」(自動運転)を「自立運転」に切り替え、携帯の充電や冷蔵庫など、どうしても必要なもののために、非常用コンセントを利用しましょう。
もし引っ越すことになっても、基本的に移設は可能です。ただし架台は移設先の屋根の形状、屋根材に応じて変えなくてはならず、工事費用は取り外しと設置の両方でかかってきます。
そして太陽光発電のパネルは長期の耐久性を持っていますが、パワーコンディショナーの寿命はだいたい10〜15年と、パネルよりも短くなっています。つまり早めに修理または交換が必要になりますので、その費用がかかってくるということを覚えておきましょう。
パネルもまた、モニターで発電量を確認するようにして、「発電量が以前より少なくなっていた」など故障や破損の現象を見逃さないようにしましょう。その他の設備もこまめなメンテナンスが長持ちのコツと言われています。
太陽光発電の導入は、自動運転といえどエネルギーに対する意識を改め、生活を見直す機会にもなります。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。